オフ会2005,5,21

●●小町さんを囲んでのKUSARI・オフ会便り小町さんが5月に日本へいらっしゃるので、オフ会が行われました。 

1.日程:2005年5月21日(土) オフ会午後1時~4 時連句会午後7時~   5月22日(日)10時チェックアウト後は未定
2.集合場所 JR東海道線 蒲郡駅南口(海側)  
3.集合時間  12時半 。
4.会場&宿  南風荘 愛知県蒲郡市西浦温泉 
5.交通   新幹線「名古屋」または「豊橋」で在来線に乗り換えJR東海道線「蒲郡(がまごおり)」下車

☆楽しかったですねー!

下の写真はみろくさんの指導での太極拳風景の一部。ちょうど誰が誰だかわからないでしょ^-^内容は以下おふたりの御報告をどうぞ。コン

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ふさ子さんから
21日、小町さんを囲んでの蒲郡オフ会は緑肥紅痩を頷かせるような爽やかな日となりました。
欠席と伺っていた小晴さんは雨乞い小町さんを案内の後帰宅・・・と僅かな時間を一言ずつの挨拶が交わされました。
  そしてみろくさんのお庭からもってきてくださった多羅葉の名札を胸に、南風荘「海花」前の海岸にて、みろくさん指導による太極拳でリラックス。石蕗を愛で(帰宅後てんぷらにした方も)、矢穴(築城のために岩を切り出した跡)に感心した海岸散策。 小町さんからはお話いろいろ、特にハロウィンの扮装は朝の出勤時からと聞いてビックリ。 和さんからは、すみれのあれこれ・・・晩餐に三河湾の幸を満喫、美味しいお酒を酌み交わした後連句に挑みました。 既に旧知の間柄と化した鵜達と女狐扮する?鵜匠の綱捌きにより深夜には歌仙が無事巻き上げられました。翌日は小糠雨降る中、竹島を一周、お賽銭を上げ(何を祈願したのか)、お御籤を引いては歓声に爆笑。すぐ横の文学記念館に寄り、俵型の(^^♪最中とお抹茶を味わいながら、文豪に思いを馳せ、最後の蒲郡プリンスホテルを経てJR蒲郡駅へ。次のオフ会を楽しみに解散となりました。めぎつね様の      「一つの部屋にカリフォルニアの小町さんと京都の桂 さんと三人で眠りに就いているなんて、何だかとても不思議で・・・」との呟きがぽつんと心に残りました。

蕗さんから
21日(土)12時半蒲郡駅集合でしたが、11時半には多数の方が来ておられて、前の中華料理店「マルナカ」で昼食をご一緒いたしました。ホテルの送迎バスで「南風荘・海花」へ。来日中の小町さんも無事到着。サングラスに大きなマスクで登場のカンちゃんにはドキッ!一同揃ったところで、地元のみろくさんの案内で海岸伝いに散策。江戸時代ここの岩を切り出して名古屋城に運んだという石切の「矢穴」跡の説明をして頂きました。2時ごろよりホテル会議室でオフ会始め。順に自己紹介しながら、KUSARIに来たきっかけKUSARIの歴史、オフ会の歴史や思い出などなど。日ごろお会いしている?親しさで終始和やかにすすみました。また、付回し尻取り連句も廻ってきました。オフ会は一応5時ごろに終了。ひわさん、芳梅さんが帰られ、入れ違いに風さんが到着。夕食は海の幸いっぱいのご馳走で満足満足。8時ごろより歌仙を巻きました。お疲れ様。5月22日(日)10時ホテルのバスで竹島へ送っていただく。こ の頃より雨が降り始めて、和さんが近くのコンビニへ傘を買いに走ってくださいました。カンちゃんの車にも数本の傘!!お借りして助かりました。竹島と言っても今日韓で騒いでいるあの竹島でなく、三河湾の江ノ島と言う感じの桟橋伝いに渡る小さな島です。ちょうど大潮にあたり、桟橋の下には潮干狩りの家族連れでいっぱいでした。その後海辺の小さな文学館にも寄りました。お昼は近くのうどん屋さんで。アサリの酒蒸し美味しかったです。蒲郡プリンスホテルのティータイム後、駅へ。若くて歩いた人と、カンちゃんのジャンボタクシー利用の人と分かれましたが。
午後3時過ぎ楽しかったオフ会も再会を約して終了。参加者(めぎつね、雨乞い小町、桂、ふさ子、カンちゃん、風、芳梅、ばらずし、ザリ、不用之助、和、ひわ、ひまわり、みろく、麦、蕗、小晴)
*そして今年も雨乞い小町のあるところにわか雨でありました!

 オフ会作品
 Ⅰ  歌仙「虹立つや」の巻    藍 捌 
  
  虹立つやKUSARIiなかまの太極拳    小町
    ヨットゆるりとすべる湾内       みろく
  パイナップルジュース一気に飲み終えて 不用之助
    隣の犬に見張られている       々
  名人戦長考に入り月まどか      カンちゃん
    金木犀の香る街道            蕗
 あてどない旅に出会いし秋茜        カ
    別れ話をいつ切りだそう         和
  ショパン弾く広い背中が意地っ張り     々
    窓を斜めに降りしきる雨         藍
  悪いけど掃除洗濯放りだし       ひまわり  
    リニモに乗って通う万博      ばらずし
  月冴ゆる上求菩提に下化衆生      みろく
    俵の型にむすぶおにぎり        小町
  人生は四捨五入して合格点        ザリ
    白く泡だち川は流れる          々
  妹が花びら追ってかけてゆく       ふさ子
    遠く聞えるたんぽぽの笛        風
ナオ忘れたきことの数々弥生尽       麦
    おから炊いてるキッチンの昼      桂
  反日のデモにもめげず靖国へ       和
   要観察と医師の診断          ふ
  ケイタイに絵文字ばかりのラブレター   々 
   涼しい夜はベッドきしませ       藍
  「猟奇的僕の彼女」の力瘤        小町
    一目散に渡る吊り橋          麦
  放流を告げるサイレン鳴り響き      カ
    平和憲法守らんと月          藍
  竹籠にあふれやさしき野紺菊      ばらずし
    こっそり酒を舐めるやや寒      々
ナウマジョルカ島広場の踊りはてもなく    風 
   ガソリンゲージふいに点滅       ザリ
  生命線マジックペンで書き足さん      ふ
    老々介護頬なでる風           蕗 
  浮舟の巻をひもとく花の陰         桂
   見え隠れする草むらの雉        ザリ

2005年5月21日首尾  於 蒲郡 南風荘    

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オフ会作品
Ⅱ しりとり連句14 雨乞い小町さん来日歓迎
     「小町娘」の巻        藍 捌   
 
 夏匂う小町娘のえくぼかな      藍
   波に輝き海桐(とべら)花咲く     和
 くるりんと船は向き変え遠くなり   ザリ
   理科室の窓友はK・S      ばらずし
 エスプレッソ淹れて豊かな昼下り    蕗
  林檎箱からのぞく捨て猫      芳梅
 皓々と月の光のこぼれおち      ひわ
  猪口の新酒に嫉妬渦巻き     ふさ子
 キスひとつふたつめからはあの部屋で 小町
  デルフトの街雪にしずもる      風
 るるるる電話がなぜかつながらず ひまわり
  ずり落ちそうな春のスカーフ  不用之助
 古寺へ磴ゆるやかに飛花落花     桂
   かわずの声をきいてゆく道  カンちゃん 

     2005年5月21日首尾  於 蒲郡 南風荘