第30回国民文化祭・かごしま2015文芸祭「連句」大会レポート(あずき)

sakurajima.jpg 眼下の桜島がぐんぐんと大きくなり、飛行機は鹿児島空港へ11月14・15日、ここ薩摩の地での第30回国文祭に参加する為、全国から連句仲間が集まりました。まず14日、知覧コース、桜島コースと分かれての吟行会。ガイドさんの説明にふむふむと頷きながら、この地を襲った時代の大波に、心が痛みます。鹿児島アリーナではワークショップの開催も。夕方からの交流会では、懐かしい方のお顔が沢山。久しぶりに話も弾みます。薩摩琵琶天吹(てんぷくとは、薩摩独特の笛で尺八を小さくしたような物)の演奏、島唄、六調と郷土芸能を堪能していると、「あいちの方どうぞ前へ」と司会者から、急遽愛知県勢みんなで舞台に上がり、自己紹介と来年のあいち国文祭のPRをいたしました。さて15日は本大会。真っ青な空と南国の風を感じながら会場の鹿児島アリーナへ。来賓の方のご挨拶、各賞の表彰式とおはら節の歌と踊りを経て、実作会です。今回は形式は捌任せでしたので、半歌仙、非懐紙等、個性ある品の披講がありました。閉会式では、大会旗があいちの代表の方の手に。さあ、来年はいよいよ愛知!「名古屋で会いましょう。」とお約束しつつ、帰路へとつきました。

(KUSARIのメンバー・麦・不用之助・のら・ばらずし・弦・和・ 霞・あずき)写真 桜島(ばらずし)